お腹の元気を助ける昔からのドリンクをお味見^^

ムラサキオモトという植物をググると、見たことはあるなぁという写真が並ぶ。
その成分が、以前は食中毒や下痢の時に良いということを最近知りました。
現在は医薬品ではなく、「清涼飲料水」に分類されています。

数年前、お客様から
「下痢のドリンク剤ちょうだい」
と言われて困ったことがありました。
そんな商品を知らなかったので(汗)

ミラノン
コレですね~
試飲してみました♪
紫蘇風味の香り、味は少し甘くて Na5.7mg、クエン酸 も入り飲みやすい。
量も一本20mlでお腹への負担も少ないです。

ピタッと下痢を止めるのではなく、悪いものを出してお腹をゆっくり落ち着かせる感じです。
ちょっとしたことでお腹が緩くなる体質の方は飲んでおくと良さそう。

トコジラミ(ナンキンムシ)の相談が続くので新しく商品を追加してみる

7月頃から酷い虫刺されの相談が続く。
CMでもメジャーな商品(外用剤とか燻煙剤)を名指しというのが多いのだけど、一応患部を「見せて」と言ってみる。
独居高齢者だと、結構な割合で喜んで見せてくれる。

腕や足、見える範囲でエライことになってるのがチラホラ。
虫刺され用の弱ステロイドでは気休めにしかならないと言われるくらい。

寝てる時、露出部分、酷い痒み、目で認識できる大きさの虫。
というからには「トコジラミ」でしょうね。
同じ西成区内の開業医に聞いてみても「まさか!」と言われた・・・。
この地域限定なのかな。
普通の殺虫剤(ピレスロイド系)では無効らしいので、カーバメート系がよく売れるのですけどね。

ピレスロイド系は使われ過ぎたからか耐性を獲得してるようなので、カーバメート系オキサジアゾール系で駆除するのが良いと思う。
少し高価ですが、オキサジアゾール系の殺虫剤を仕入れてみた。

トコジラミ専用殺虫剤

トコジラミ専用殺虫剤マイクロパウダー配合

成分もですが容器にも注目な商品です。

害虫駆除業者の多くは、有機リン系の殺虫製剤を噴霧処理しているらしいけど、これにも抵抗性のあるトコジラミが捕獲されてるというので恐ろしい話だわ。

旅行やお泊りに持って行けるように、虫よけスプレーも強力なのを揃えておりますので合わせてどうぞ♪

虫除けスプレー最高濃度

虫除け成分最高濃度

*通信販売をしておりません。お近くの薬局でご相談下さい。

ラベルが違うだけでした

話題になっていた「ヘパリン類似物質」の製剤は色んな剤型が存在する。
中でも比較的新しい剤型が「泡状スプレー」かも。
今のところ3社の販売で、ウチの薬局での採用はP社。
理由は化粧品では老舗ブランドでもあるため、肌ケアには厳しいのではないかと考えたから。
しかし、別の製薬会社の営業さんによると、3社とも全く同じで、違いはラベルのみらしい。

あれ?添付文書を見てるけど、添加物が違う。
それでも、3社とも同じ工場で作ってもらっており、原液だけではなく容器も同じと言う。
ヘパリン類似物質外用泡状スプレー
こだわったつもりが、何の意味もなかった(^^;)

この泡状スプレー、他のヘパリン類似物質のローション製剤(後発品)と比較すると高価でもある。
油分が不足した乾燥肌には適さないかもしれないので、処方医や薬剤師と相談して選んでいただきたい。